プロが組んだPFの一例3
前回の記事では足し算と引き算を使ってポートフォリオを
考えるという話をしました。
先日の公式を思い出してみると AUD+USD−CAD(全て/JPY)でしたね。 ということで実際に数値を入れて見ましょう。 H18年7月25日現在の値を使うと 88円+117円−102円=103円 この103円がどのような意味を持つのでしょう? この公式を当てはめて、過去5年間の値を見てみると 最大値は112円 最小値は92円 となります。 そして今は103円 ちょうど真ん中あたりですね。 この3つの通貨を1セットの組み合わせとして買った場合に 102円を中心にプラスマイナス10の範囲でここ5年間は変動してきました。 ここでいう1円の変動は1万円を意味します。 ということは102円を中心に上下10万円の変動がありました。 このセットを購入するのに普通は証拠金を20万円ぐらい入れないといけないでしょう。 そして合計値が102円でポディションを取ったら最大で下落するのは10万円分。 このPFは今のスワップポイントでいえば年間6万円になります。 元本20万ですので、年利30%です。 下落幅が過去5年で最大10万円でスワップポイントによる収入が6万円。 おしくないですか?リスクが限定されていると思いませんか? よりリクスを減らしたいのであれば下限である100円以下で購入できれば、 ほぼ間違いなく強制決済される可能性はありません。 毎日毎時間、値動きを気にしてPCに張り付いていることはないのです。 ポディション取って放置。 それでお金が入ってくる。最高じゃないですか? |